趣味から生きがいへ:コスプレ9年目の私

はじめに

8月も折り返し地点を迎えました。この時期といえば、多くの人が「コミケ」を思い浮かべるかもしれません。私がコスプレを始めたのも、2015年の夏コミがきっかけでした。それまでの私はメイク道具すら持たない、どちらかと言えば人目を避けるタイプでした。しかし、コスプレという趣味に出会い、人生が明るく楽しくなりました。もちろん、良いことばかりではありませんでしたが、多くの経験を通して自分を見つめ直すことができました。

今年でコスプレを始めて9年目になります。この機会に、コスプレを通して私が経験してきたことや、感じたことを皆さんにお伝えしたいと思います。ぜひ最後までお楽しみください。

外見に関心がなかった自分がコスプレを続けられた理由

私は自分自身を表現することに無頓着で、他人からの注目を避ける生活を送っていました。写真に写るのも苦手で、旅行でも誰かの影に隠れるように過ごしていました。しかし、綺麗なものやアニメ・ゲームのキャラクターには強い憧れがありました。セーラームーンやさくらちゃんのような可愛い服やキャラクターに魅力を感じていました。

そんな私がコスプレに興味を持ったのは、偶然知り合った人たちと一緒にイベントに参加したことがきっかけです。最初は手持ちの服や安く手に入れたウィッグで挑戦しました。何もわからずに始めたコスプレでしたが、自分がキャラクターになりきる楽しさを知り、その時の感動が今も続いています。

稀有な体験→趣味→生きがいになったコスプレ

コスプレを始めるきっかけはささいな体験でしたが、そこからゲーム交流会で親しくなった友人たちにコスプレのオフ会に誘われ、参加するようになりました。衣装を手に、友人に先導されてイベントに参加するうちに、次第にコスプレが「趣味」となっていきました。いつの間にか、手持ちの衣装も増え、コスプレが生活の一部になっていました。

自分の中でコスプレに対する情熱が高まるとともに、「コスプレを体験するレンタル衣装の会」を主催するなど、新たなチャレンジにも挑戦しました。主催することは大変でしたが、他の人と楽しさを分かち合うことで新たな自分を発見することができました。しかし、様々な理由で主催を続けることが難しくなり、自分らしく楽しむ道を模索するようになりました。

カメラとの出会い

そんな時、父がカメラをプレゼントしてくれました。このカメラが私にとって新たな可能性を広げるきっかけとなりました。自分で撮影することで、コスプレの楽しみ方が一変しました。撮影技術を学びながら、衣装のクオリティを高めることにも注力するようになりました。また、写真を通じて自分のコスプレを表現することが、さらに楽しく感じられるようになりました。

撮影を始めてからは、一人でコスプレを楽しむ「参脚レイヤー」スタイルで活動するようになりました。他人の視線や評価を気にせず、自分のペースでコスプレを楽しむことができるようになったのです。撮影を通じて、衣装の細部や背景、小道具など、さまざまな要素に注意を払うようになり、自分のクリエイティビティを存分に発揮することができました。

コスプレでこれからしたいこと

2020年以降、世界は大きな変化を迎え、コスプレイベントの在り方や流行も変わってきました。最近では、コスプレパフォーマンスが注目を集めています。私も、衣装や写真のクオリティを追求することに加えて、自分自身が表現するパフォーマンス活動にも興味を持つようになりました。具体的には、セーバルのギターを使ったステージパフォーマンスを計画しています。ダンスの経験はありませんが、新たな挑戦として来年にはコスプレパフォーマンスの舞台に立つことを目指しています。

また、今回立ち上げたこのサイトを通じて、コスプレを通じた交流や仕事の機会を広げていくことも目標です。これまでの9年間を振り返りながら、ブログに思いを綴り、「ヨシュア」という存在を記録していくことが大切だと感じています。毎日少しずつでも、ブログやサイトを更新していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。

おわりに

今日はコスプレ9周年を記念して、自分自身のことを振り返る日記のような記事を書いてみました。私のことを嫌う人や避けたい人もいるかもしれませんが、それ以上に、この趣味を通じて出会った人々や、これから出会う人々とのつながりを大切にしていきたいと思っています。このブログが新たな幸運を呼び込むきっかけとなることを信じて、これからも続けていきます。

次回もお楽しみに!